ただいま、東京
はい、こんばんは〜。
四日前から出張で栃木県にあるツインリンク茂木というサーキットに行ってきました〜。
ここでは今回SuperGTとF4というカテゴリーの車のレースがあり、F4の方でメカニックしてきました。
今回の出張で得たものは本当に大きいし、多かったですね。
なんやかんやで会社の重役の方々と関わることもあったし。
仕事というものについて考えさせられましたね。
僕の仕事は車の整備士なんですけど、なんでそれをしてるのかと聞かれたら好きだからということでしかないわけです。
でも確かに車を触ることが好きなんだけれど仕事となると、時間の関係とかもあって流すだけのような作業もあるわけです。
これまではそれも仕方ないなと思っていたけど、今回のでやはりそれじゃダメなんだなと学んだわけですよ。
今回のレースの予選の第一レースで雨の中チームの車両が一台コースアウトしちゃってレース終了後にそれの修復作業をしてました。そして作業も終わり、みんながゆっくりし始めたんですがその車両担当のメインのメカニックがそのあともずっと各部に給油をしていたのを見て気になったから『それをしたら何か変わるんですか?』って聞いてみました。
それに対する返事が、
『正直わかんないね。気持ちの問題だよ。』
その時に、『ああ、なるほど。これが仕事か。』と感動しましたね。
僕の担当していた車両のメインメカニックの人もレース前に入念に車両にワックスをかけていました。それは雨の日の前日で、明日が雨だから少しでも雨水が流れやすいようにと言ってました。
きっとその人たちにもそれがどれほどの効果があるなんてわからないんでしょう。
結局そういうことは、心なんだな、って。
プロ意識の問題なんだよ。
ドライバーに、車は完璧か?って聞かれて自信を持って答えられる仕事をする。普通の人からみたらやり過ぎな無駄だと思えるところに心や思いがこもっているんだなって。
きっとこれはどんな職にも共通で、他人がめんどくさがったり、嫌がる仕事を文句ひとつ言わずに入念にこなすことで心がこもるんでしょう。そしてそれが品質の向上であり、CSの向上であり、ESの向上なんでしょう。一流の人たちが当たり前のようにしてるのに、僕らみたいなのが文句ばっかでやらないなんて道理にかなわないでしょう。ましてや、それで出世したいや稼ぎたいなんて笑える話でしょう。
三流は体で仕事をする。
二流は体と頭で仕事をする。
一流は心と頭と体で仕事をする。
よく言われる言葉ですけどその通りだと思います。
これにさらにプラスして考えると、
体は20代半ばから衰え出す。
頭は50代半ばから衰え出す。
心はいつでも衰えるが、いつまでも成長できる。
ってことじゃないですかね。
今の僕らのような若い世代は、食べ物がいいからそれなりに体は育つし、効率のいい方法が次々と出てくるからそれなりに頭もいい。でも中途半端に体と頭がある分どうしようもなく心が弱い。
そこさえ改善すればなんだってできるのにね。
あー、疲労がやばい。
今日はここまでです、
では!!